アンソレーナさんと
“スラム改善”を語ろう!
~2016年度セミナー~
アジア・アフリカの貧困者連盟と、彼らをサポートする専門家グループの活動は、発展しています。しかし、世界全体を眺めると、貧困者の生活状況は厳しさを増しています。今回の旅では、貧困者に新しいチャンスを与えているプロジェクトを見ることができました。今年度のセミナーでは、その内のいくつかを、以下の予定で、ご紹介します。皆さん、振るってご参加ください!
日 程 | 国 / 地域 |
4/18(月) | ジンバブエ *政治的経済的に非常に困難な状況の中、ジンバブエ・ホームレス連盟は、59都市で300の貯蓄グループが活動している。これまでの活動成果。 *首都ハラレでは、自治体と交渉し、貧困者に厳しかった建築基準を変更させて、段階的に住宅とインフラを建築中。このハラレ市と連盟の共同プロジェクトは、スラム改善のモデルケースとして計画された。 |
5/16(月) | ネパール *貧しい農民から学び、彼らと共に働いていた若い建築家が他界。残された妻を友人がサポートして結成した、LUMANTI(彼の思い出に)というNGOの20年の歩み。 *現在、男女二つの連盟が、住宅・賃貸住宅・公衆衛生・地震に備える活動を行っている。 *2015年4月にネパールを襲った大地震後の、仮設住宅・トイレ設置・家の修復と再建計画。 |
6/13(月) | 南アフリカ *マンデラ革命から脱線か? 憤る失業中(40%)の若者。不平等に対する学生たちの反乱。 *極貧の生活を補うためのリサイクル活動。エジプトからのレッスン:スラムの千世帯の活動を支えるチーム。 |
7/11(月) | タイ “社会の底辺にいる人々のための革新的アプローチ” *「路上生活者を理解しよう」市民社会(大学、マスメディア、NGOs)と、ホームレスのフォーラム。 *強制退去の危機にある11コミュニティへの手助け。 *IDのない数万の部族が、IDを取得するための新たな方法。大学の協力。 *大洪水(2011年)で被害を受けた最も貧しい人々のためのCODIと世銀の共同プロジェクト。 CODI: Community Organization Development Institute |
講師 ホルヘ アンソレーナ
毎年、世界各地のスラムの貧困者を訪ねて交流し、居住環境の改善と、住民が自立するための支援を続ける。
SELAVIP(ラテンアメリカ アジア住居奉仕団)代表。
1994 年マグサイサイ賞国際理解部門受賞。
日本建築学会会員。イエズス会司祭。
時 間 18:30~20:00
会 場 岐部ホール 4階 404...JR・地下鉄「四ツ谷駅」すぐ
参加費 無料。会場での寄付歓迎(申込不要)
連絡先 ℡ 03-5215-1844
主 催 イエズス会社会司牧センター