第二バチカン公会議 前~その後
2014年度 連続セミナー
日程
2014年4月16日
水
開講全16回
時間
第1・第3水曜日 18:45 ~20:15
カトリック教会に大きな変革をもたらした、第二バチカン公会議から50年になります。日本の司教団も、公会議を呼びかけた教皇ヨハネ23世の回勅「地上の平和」や、公会議文書「現代世界憲章」をはじめ、私たちに社会教説(社会問題についてのカトリック教会の考え)を、もう一度深く理解するよう勧めています。
今年度の連続セミナーでは、第二バチカン公会議の前~その後と時間を追いながら、次のようなテーマに沿ってコツコツと学び、自らの生活を見直すチャンスにしたいと思います。皆さま、お気軽にご参加ください。
※尚、カトリック教会やキリスト教の基礎知識を前提にする場合がありますので了承願います。
スケジュール
参加費無料・申込不要です。
第1回
4/16
社会教説以前のカトリック教会と社会
中南米の先住民、奴隷制度
ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター)
第2回
5/7
貧しい人々のための優先的選択
それぞれの時代における教会の社会教説
小山 英之(上智大学准教授)
第3回
5/21
第二バチカン公会議のあけぼの
ヨハネ23 世「地上の平和」
光延 一郎(イエズス会社会司牧センター所長)
第4回
6/4
正当な戦争があり得るか?
武器の蓄積と売買、戦争と平和についてのカトリック教会の考え
ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター)
第5回
6/18
平和のために働く人は幸いである
平和のための活動について
光延 一郎(イエズス会社会司牧センター所長)
第6回
7/2
第二バチカン公会議は何だったのか?
公会議は日本のカトリック教会にどういう影響を与えたのか?
幸田 和生(東京教区補佐司教)
第7回
7/16
カトリック教会と人権
ヨハネ23 世による一変
ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター)
第8回
10/1
カトリック教会と世界
第二バチカン公会議の「現代世界憲章」
光延 一郎(イエズス会社会司牧センター所長)
第9回
10/15
構造的罪と現在の国際政治経済構造
経済のグローバル化で何がもたらされているのか?
下川 雅嗣(上智大学教授)
第10回
11/5
働くことは罪の罰か?働くのは何のためか?
働く人の権利
ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター)
第11回
11/19
在日外国人の現状
外国人労働者の状況(現代の奴隷制度?)、人身売買
鈴木 雅子(東京パブリック法律事務所弁護士)
第12回
12/3
第二バチカン公会議後の教会と世俗社会
教会が直面する世俗化と社会問題
サリ アガスティン(上智大学准教授)
第13回
12/17
創造はすべての人間への神からのおくりもの
環境についてのカトリック教会の考え
瀬本 正之(上智大学教授)
第14回
1/21
いのちの文化と死の文化
ヨハネ・パウロ2 世「いのちの福音」
竹内 修一(上智大学教授)
第15回
2/4
グローバル化の光と影
ベネディクト16 世「真理に根ざした愛」と
現教皇フランシスコ「福音の喜び」にみる世界の経済
安藤 勇(イエズス会社会司牧センター)
第16回
2/18
現教皇フランシスコ「福音の喜び」
私たちの信仰と貧しい人々の間には切れない絆がある
ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター)
参加費
無料。会場での寄付歓迎。
申し込み
申込は不要です。