2022年度セミナー後半のため
JOIN US!
自分の体験を分かち合ってくださる方募集
これまでの連続セミナーでは、テーマと話す方を、シンポジウムの場合でも、社会司牧センターのスタッフで決めてきました。
さて、今回のシノドスによって、教皇は、シノドス的(ともに歩む)教会、すなわち、自分の体験を分かち合ってくださる方が、誰でも参加できるような教会を目指しています。その実現に向けて、公式的な準備は、各教区で行われますが、非公式的に教会のどの集まりでも、誰もが積極的に参加できる場をつくるよう勧められています。
それで、今年のセミナーの後半4回において、シノドス的やりかたで、自分の体験を分かち合ってくださる方は、誰でも参加できるようにしたくて、募集します。1・2回目は、「和解」というテーマにしましたが、3・4回目は、テーマも体験を分かち合ってくださる方に選んでいただくことにします。
募集要項
DESCRIPTION
人数や、ご希望のテーマ等、取り上げられない場合もありますので、ご了承願います。
申込締切 | 2022年7月31日 |
申込方法 | 申込フォームからお申し込みください。 https://forms.gle/QsUkg9xf6Sr5zi9r7 |
希望するテーマ | 10月5日・19日は「和解」 11月16日・12月7日は希望により調整 |
参加可能な日程 | 10月5日/10月19日/11月16日/12月7日 |
休暇 | 完全週休2日制(土・日)、祝日、年次有給休暇、年末年始、夏期3日、慶弔休暇 |
分かち合いに参加を申し込むにあたって、以下のことが参考になるかと思います。
シノダリティとは何か?
「今回のシノドス的プロセスの目的は、一時的、ないし一回限りのシノダリティの経験を提供することではなく、むしろ神の民全体が、長期的によりシノドス的な教会になるための道をどう前進していけばいいか、ともに識別する機会を提供することにあります。」(シノドスの手引書 2.1番)
シノドス的プロセス
何よりまず、「霊的な」プロセスです。データ収集したり、会議や討論を行ったりすることではありません。
目的は、識別で、方法は、傾聴であり、道は、参加することです。(シノドスの手引書 2.2 番参照)
識別
神がわたしたち全員に何を語っておられるかを識別するため、わたしたちは互いに、自分の信仰伝統に、そして時のしるしに耳を傾けます。教皇フランシスコは、…その目標の特徴を示しています。神に耳を傾けること。そうすれば神とともにその神の民の叫びを聞くことができます。そして、わたしたちが一致して、神のみ旨を見極めるまでに、その民に耳を傾けることです。(シノドスの手引書 2.2 番参照)
誰が参加できるのか?
このシノドスの体験の主な対象は、すべての洗礼を受けた人々である…。女性、障がい者、難民、移住者、高齢者、貧困にあえぐ人々、信仰をほとんど、あるいはまったく実践していないカトリック信者など、排除されてしまう恐れのある人々をもらさぬよう、特別な配慮が必要です。また、子どもや若者を参加させるために、想像力に満ちた手段を見つけることも必要です。
何を分かち合うか?
シノドス的教会は、福音を告げながら、「ともに旅をする」のです。この「ともに旅をする」ということは、今日、みなさんの地方教会の中で、どのような形で起こっているでしょうか。わたしたちが 「ともに旅をする」中で成長するために、霊は、わたしたちがどのような段階を踏むよう招いているでしょうか。(「準備文書」 26参照)
- 自分たちの体験を思い出す:この質問を受けて、わたしたちの地方教会のうち、どのような体験が思い起こされますか。
- この体験をより深く読み直す:どのような喜びがありましたか。どのような困難や障害に遭遇しましたか。どのような傷が明らかになりましたか。どのような洞察が得られましたか。
- 実りを分かち合う:この体験の中で、どこに聖霊の声が響いているでしょうか。霊はわたしたちに何を求めていますか。確認すべき点、変化のきざし、踏むべき段階は何でしょうか。わたしたちの地方教会にはどのような道が開かれているでしょうか。(シノドスの手引書 5.3 番参照)
参考
- 教皇庁シノドス事務局「準備文書」(2021年、PDF約1.2MB)
- 教皇庁シノドス事務局「手引き書」(2021年、PDF約1.1MB)
2022年4月27日
2022年度の連続セミナーは、2023年のシノドス(ともに歩もう)をご一緒に準備しましょう。通年(全10回)、オンライン(Zoom)での開催になります。【日程】2022年5月18日~全10回。第1・第3水曜日18:30-20:00